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76、4、帰り道
75、3、死検
74、2、第一発見者壱久
73、帰依
72、Not Six
71、東京Δラグナロク
70、1、オープニング肉
69、crescent requiem
68、Last Edition
67、透明な愛
66、マリアの加護を!
65、一弧夜行〜八転七転
64、とおいまなこ
63、カタチに出来ないキモチ
62、DOLL〜Puruse
61、銀幕の幕
60、白い雪
59、サヨナラの言葉
58、―2007年 2月1日
57、いとしいひと。
56、ガーランド・フォース
55、雨
54、人
53、曇った日の朝
52、―1月23日
51、―7月9日
50、―6月19日
49、―5月26日
48、―5月9日
47、―5月7日
46、―5月5日
45、―4月29日
44、―4月28日
43、―4月22日
42、ー3月11日
41、―3月4日
40、―2月10日
39、アイタイ
38、櫃
37、満ち欠けの啼い瑞。
36、遠吠え
35、ガンカナー
34、華散る
33、赤ん坊の泣き声
32、夕焼け
31、ASH HOLE.
30、18歳の人生論。
29、太陽に向かひて。
28、カラーパレット
27、言葉遊び
26、CRIMSON.
25、狂気
24、SKY FAKE.
23、カルマ
22、果てる
21、狂ふ。
20、スティンキー・ティンキー
19、宵
18、儚
17、水面
16、愛しさ故に。
15、Adventure.
14、水色。
13、泥
12、夢の中
11、絡繰春日。
10、Bloody Mary.
8、魚。
9、一弧夜行
7、CHILD PLAY.
6、Nightmarish.
5、Malice.
4、CRIMSON.
2、取り扱い説明書。
3、CRIMSON.
1、NO TITLE.


某書物のある壱頁より抜粋。

4、帰り道


気分は分離したドレッシングの様だった。
完全に混ざり合えないものどうしが一度に集まっていざこざを起こしている。もっともゴマドレの場合は振って混ぜた方が美味しいがこの意見達は一生混ざり合うことはなさそうだと思った。
肉が食べたい。だがしかし人肉が食べたいわけじゃあない。
さっきなんか手を伸ばせば届きそうな場所に一生手の届かない新鮮な生肉が転がっていたと言うのに僕は手を出す事が出来なかった。否出来るはずが無い事も分かっている。
あれは、肉は肉でも人肉なのだから。
―――人肉だって肉は肉だ。
その言葉が脳の中で渦を巻く。そう言ってしまえば身も蓋も無いのだが。

益田 彩十郎 著 「カニバライズ録」 より抜粋。

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2008.08.23(Sat)


3、死検


『…大丈夫ですかい…。』
『…えぇ……た…助かりました…。』
棚の振るえは収まったが、壱久の震えはまだ止まらず、息も絶え絶えに床に伏せていた。
やっとの事で顔を上げた壱久を香と六はけろりとした顔で見下ろしていた。
僕の苦労も何も知らずにコイツ等は。だがもう壱久には復讐心を燃え上がらせる気力さえも残っていなかった。

益田 彩十郎 著 「カニバライズ録」 より抜粋。

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2008.08.23(Sat)


2、第一発見者壱久


まったく今日はついていないのかついているのか良くわからないと思う。
ものすごい偶然で本物の生肉を間近で見られたことはすごくツイていた事で、
その匂いが今もこの鼻先に付いて取れないのは付いてるけどツイていない事だ。
鼻先に吊られた肉臭が強烈なまでに胃液に作用していて先ほどからこの腹が鳴りっぱなしである。
食べられるはずのないモノを餌にされても僕は馬じゃあ無いから走れない。
ましてやそれが一生食べられそうも無いものだというから逆効果でしかない。
それよりももっと前の問題は、あれは人なのだから食べてはいけない、否食べられるはずがないのだ。



益田 彩十郎著 『カニバライズ録』 より抜粋。

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2008.08.21(Thu)


帰依


あの日。
自分の中で何かが壊れる音を聞いた。
軋む畳と、濡れた声に掻き消されながらも
粉々に砕け散る、硝子が散り逝くように澄んだ音を
俺は確かに聞いていた。

そしてあの日と同じような毎晩を、
今は別の人と過ごしている。
艶やかな黒髪、少しだけくすみ始めた肌触り、
あの日とも、あの人ともよく似てる。

『総一郎。』

嗚呼、声まで似てやがる。


逢祇 玲阜 著 『帰依』 より抜粋。

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2008.07.09(Wed)


Not Six


『彼女の、そのミニスカートから覗く内太股の秘密を、探って欲しいんです!!』

その少し甲高い叫び声に、狭い部屋に居た計3名(叫んだ本人除く)は少しだけ凍りついた。
『…あの…ウチは…そういう店ぢゃ無いんでそういう半犯罪っぽい事は他を当たっ…』
『ち、ち違います!!何言ってるんですかアナタ!ちゃんと人の話を聞いて下さい!』
ソファーに踏ん反り返っている銀髪の青年は明らかに嫌そうな顔をして、部屋の左端でパソコンを打つ黒髪メガネに目線でSOSを送った。

布施 夏緒著 「Not Six」より抜粋

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2008.06.28(Sat)




某書物のある壱頁より抜粋。
・・・「〜より抜粋。」といくつもの書物から抜き出し複数の人物が文章を書く、疑似体験。 ショートストーリ、断片、書、著作、詩、落書きからも抜粋する。


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